top of page

私の・世界初新商品開発物語​

ホットカーラー開発物語 

ホットカーラー・くるくるドライヤー
・マッサージ椅子もみもみ・

高周波治療器パナコラン・・・
これら世界初、日本初の新製品開発。
「需要は無限、

市場を創り出すのが事業者の役目」

この自社の経営思想を実践し、
ウエルネス家電市場の基礎を築いた
小生達の足跡を、この志を継ぐ者達に書き残し
次代の繁栄と発展に供します。

image10.jpg
kurukuru1.jpg

ホットカーラー EH801 ¥4950 世界初発売日  昭和41(1966)年2月8日

●プロローグ
「昭和38年8月23日」。何年も前のこの日を何故この歳まで片時も忘れず覚ているのか我ながら不思議でならないが、この日私は入社以来はじめて上司に(故人、後の松下電工副会長)に伴われ、社長室に呼び出された。
まだバリバリの平社員である。何が何だかわからないが、社長が直々に僕に話があるとのこと。これは大事に違いない、そう期待に胸をワクワクさせながら社長室に入った。そこで私は「女性が出かける前に髪に短時間でカールがつけられるヘアセット器具を開発せよ。」という当時は全く予想もしないとんでもない社長命令を受けてしまったのである。

​くるくるドライヤー開発物語

くるくるドライヤー 世界初発売 昭和49年(1974)10月

●<くるくる>の生まれた背景
ブラシ付きドライヤー所謂《くるくる》は今日もなお女性用美容器具コーナーの主力商品として販売されており、大抵の女性なら日々のヘアケアやヘアメイクになくてはならない器具としてご愛用頂いている。かれこれ誕生して48年、今なお安定した必需品であり、海外にも市場は広まりを見せている。この商品を世界で初めて創ったのは私である。ホットカーラーもそうだが、こういう歴史的事実を明らかにすることで、日本人もエジソンのようにさまざまな人々の生活に役立つ独創的な商品を開発できるという自信を深め、景気不景気のせいにしないで新しい需要をくみ出す商品開発を盛んにしてもらいたいのである。この商品を世界で最初に開発したNationalは今なお世界の女性美容器具市場をリードしている。

momimomi1.jpg
マッサージ椅子・もみもみ開発物語 

もみもみ号 発売昭和年50(1975) 

椅子に座りスイッチを入れるだけで心地よく好きなだけマッサージしてくれ、指圧効果も得られるとご愛用者も多いこの商品。しばしば名士のお住まい拝見番組を見ていると画面の片隅に登場したりして、ああ使って頂いてるんだな、などと嫁入い娘を垣間見るような思いをさせてもらっている。
 今では私が松下電工に入社し、私が開発を押し進めた商品の中では最大の稼ぎ頭の商品となり、業界はもとより、世間においても関心の的となる立派な市民権を得て、人々の日々の疲れを癒す最良の手段として日常生活に定着してきている。(続く)

全自動血圧計開発物語
ketsuatsukei211.jpg

 世界初発売 昭和54年(1979年11月21日)

 元もと血圧計は薬事法により医療機器に指定され、一般に市販を許可されない機器であった。しかし社内には全自動血圧計を開発可能な技術が揃っており、日常生活において血圧管理の重要性を説く聖路加国際病院名誉院長、故・日野原 重明(ひのはら しげあき )医博の識見に基づき、誰もが家庭で正確に測定可能な全自動血圧計を開発し、師に判断を仰ぐと同時に、薬事法を所轄する厚生省に販売許可をするよう指導をいただき、製造メーカーが全国販売店に必要な教育を行うことを条件に厚生省の販売許可を得るに至った。
 それ以前は血圧測定は看護師が、患者の上腕をカフ帯で阻血し、水銀を用いた圧力計と聴音器を直下の血管に当て、阻血カフを徐々に緩めながら、血流が流れ始める時に発生するコロトコフ音を聴き、圧力計の値を見て最高血圧、最低血圧を判定する方法しかなかった。故に患者が自分で血圧測定をするなど不可能であったのだ(続く)

​パナコラン開発物語
image11.jpg

高周波治療器 パナコラン 世界初新発売 平成元年(1989年)

●「パナコラン」・・・ああ昔、細川隆一郎さんが「パナコランは肩コラン」とテレビCMでやっていたあれでしょう?そうです、肩こり、腰痛に効くと有名になった貼り付け型の高周波治療器です。「そう言えば最近宣伝を見ないよね」確かにその通りですが発売はされています。ご存知無い方のために解説すると右の丸い500円玉みたいな本体の中に電池や回路、アンテナが入っていて、単三乾電池が入った写真の充電器に収納しておくと充電され、取り出すと微弱な9メガヘルツの高周波を小刻みに発信します。これを肩や腰など痛む部分専用の両面テープで貼っておくと自然に痛みが和らぐ、という世界に類の無い電子治療器です。勿論これは薬事法の認可を受けた家庭用治療器で効能効果も立証されています。世界で初めてこの製品を発明した松下電工健康科学研究所グループの悪戦苦闘の歴史を紹介し、この製品が人助けになり人々に喜ばれることを心から祈っています。
第4巻第1号に続く
☆本記事は商品の効能効果を宣伝するために書いているのでも、商品の効果を保証するものでもありません。あくまで商品の真の姿をありのままに、ご理解いただくための記事であり、誤解の無いようにお願いいたします。

bottom of page